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 集英社「週刊少年ジャンプ」に連載された人気漫画「NARUTO」の全容に迫る「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO―ナルト―展」が、25日から東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開かれる。世界中で多くのファンを持つ漫画の初めての展覧会で、重厚な作品世界に浸れる構成になっている。

 同展では15年にわたった連載を、150点を超す原画やオリジナル映像などを交えて振り返る。バトルや絆など少年漫画の王道にとどまらず、憎しみや苦悩など心の闇も掘り下げている。

 作者の岸本斉史(まさし)さんは人物描写や空間構成など高い画力に定評があり、間近で目にする原画は陰影や奥行きがくっきり分かる。幅10メートルのスクリーンに上映される映像は、音楽を津軽三味線奏者の吉田兄弟が担当。緊迫感のある旋律で壮大な物語をうたいあげた。

 このほか、岸本さんのノートや書籍、映画のDVDなども展示され、作品が生まれた源泉をのぞくことができる。

 23日は報道関係者向けの内覧会があり、お笑いタレントの小島よしおさん、乃木坂46の生駒里奈さん、元大関・琴欧洲の鳴戸親方が会場に訪れた。

 小島さんは「強がりや劣等感はだれにもある。自分に投影できる作品」と「NARUTO」の魅力を話した。原作のファンで知られる生駒さんは、「人間はあきらめることもあるけれど、ナルトはあきらめない。強さを証明していくところが魅力的です」。

 会期は6月28日まで。無休。その後、7月18日から9月27日まで大阪文化館・天保山を巡回する。公式サイトのURLは以下の通り。http://naruto-ten.com/別ウインドウで開きます(木村円)