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 サガン鳥栖を運営するサガン・ドリームスは25日、株主総会を開き、2014年決算(14年2月~15年1月)を承認した。3億6千万円の赤字を計上したが、2度にわたる増資で前期約2億円あった債務超過は解消された。赤字は2期連続。竹原稔社長は「今期はスポンサーの拡大などで、3億円の売り上げ増による黒字を目指す」と述べた。

 営業収入は18億8500万円で前期比10・6%の伸び。J1・3年目で5位と好成績を収めたことを反映し、広告収入が24・9%増えた。半面、選手の年俸が上がったことや、ユニホーム(背中)スポンサーだったベンチャー企業、グラス・ワン・テクノロジーの倒産に伴い売り上げ債権の未収額6800万円が発生、貸し倒れ引当金に充てるなどしたため、支出も膨らんだ。

 増資は昨年7月に3億5千万円、今年1月に2億2千万円、いずれも既存株主による第三者割り当てで実施し、2分の1ずつ資本金と資本準備金に充てた。この結果、資本金は8億8975万円、資本準備金7億3975万円になった。

 また、任期満了を迎えた全12役員のうち9人が退任し、社長を含む3人が再任、2人が新任され、計5人態勢になった。竹原社長は「より迅速な経営決断を行うため」と説明した。(遠山武)