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 統一地方選は、後半戦の142市区町村長選と586市区町村議選が26日に投開票(一部は翌日開票)される。身近な暮らしのあすを誰に託すか。どんな視点で選べばいいのか。「投票に行こう」――。若者や選挙管理委員会が集会やネットで呼びかけている。

 「納得できる候補者がいない」「何を基準に選べばいいのか難しい」。模擬投票をした大学生らが漏らした。若者の政治参加を促すNPO法人「ユースクリエイト」(東京都)が19日に都内で開いた講習会「投票ビギナーのための候補者の選び方」。約20人が参加し、自治体の仕事や候補者選びのヒントを学んだ。

 人口減対策や地域活性化策が争点となった統一選。原田謙介代表(28)は「どの地域でも共通する訴えではなく、自分のまち特有の課題について政策を掲げているのは誰か。そんな視点で選んでは」と話す。

 ウェブサイト「選挙公報.COM(ドットコム)」(http://www.senkyok.com/別ウインドウで開きます)には各地の選管がつくった選挙公報が掲載されている。選挙後は選管のホームページ(HP)から削除されるため、当選した議員の活動と公約を照合できるように筑波大などの学生が昨秋開いた。26日までに後半戦の500選挙を掲載する予定だ。

 区長選や区議選がある東京都内の21区は、投票率アップをめざして啓発CMを共同制作し、ネットで公開している。東京タワー(港区)、銀座(中央区)、雷門(台東区)、東京スカイツリー(墨田区)……。約4分間に都内の観光名所が次々と映し出され、地元住民や区職員らが《投票に行こう》と呼びかける。発案した練馬区の担当者は「若い人たちに選挙に関心を持ってもらえたら」。CMは「明るい選挙推進協会」のHPなどで見られる。