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 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は27日、不正資金疑惑に絡んで辞意を表明していた李完九(イワング)首相の辞表を受理した。当面は崔炅煥(チェギョンファン)副首相が職務を代行するとみられるが、朴氏はこれまで何度も首相人事に失敗しており、後任選びは難航しそうだ。

 9日に自殺した建設会社の前会長が、生前の韓国紙とのインタビューで李氏に3千万ウォン(約330万円)を渡したと暴露した。李氏は疑惑を否定したが、前会長との関係などをめぐる説明が二転三転。29日の国会議員再・補選を前に、与党内からも早期辞任論が噴き出し、20日に辞意表明に追い込まれていた。

 朴氏は27日に南米歴訪から帰国したばかり。辞表を素早く受理することで問題をこれ以上、長引かせたくないとの思いがにじむ。だが、前会長が残したメモには李氏以外にも朴氏の側近ら7人の名前が挙がっており、検察の捜査の行方しだいでは朴政権はさらに厳しい状況に追い込まれる可能性がある。(ソウル=貝瀬秋彦)

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