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 ウナギを守護神とする女性の神様ワカヒルメノミコトを祭る山梨県北杜市武川町山高の幸燈(こうとう)神社に、同地区に住む氏子の溝口たみ子さん(72)が、大きなウナギの絵馬を奉納した。「地域の文化を伝えよう」と同市長坂町塚川に住む洋画家渡辺隆次さん(76)に製作を依頼し、完成したものだ。29日から5月6日まで、同神社で公開される。

 溝口さんは現在、地区の民話を甲州弁で話す活動をしている。民話にはワカヒルメノミコトの話もある。戦いで強敵と組み合い、泥の中で格闘中、大ウナギが持ち上げてくれたおかげで、ワカヒルメノミコトが勝利した。以来、ワカヒルメノミコトはウナギを守護神とするようになったという話だ。

 こうした話から、同神社の氏子もウナギを食べないようになり、ウナギやその絵を奉納し願い事の成就や安産を願ったといわれる。

 それを裏付けるように、同神社にはウナギが数多く描かれた「千鰻(せんまん)図」の絵馬が残っている。江戸時代末期の1845年に奉納されたものだという。現在は社殿内にあるが、もともとは外に掲げられていた。溝口さんは子どもの頃に見て「ウナギがいっぺえある。気持ち悪いじゃんね」と話していたという。

 長い年月の間に傷みが激しくな…

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