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 国立がん研究センターは28日、今年新たにがんと診断される人が国内で98万2100人になるとする予測を発表した。昨年の予測で3位だった大腸がんが、胃がんや肺がんを追い抜いて1位になった。

 がんと診断される人は昨年より約10万人増えた。登録制度の充実でより実態に近い数字になったためという。部位別では大腸がんが13万5800人で最も多く、肺がん13万3500人、胃がん13万3000人、前立腺がん9万8400人、乳がん8万9400人の順。

 昨年1位だった胃がんが相対的に伸び率が低く、順位が変わった。センターは、衛生状態が良くなり胃がんの原因となるピロリ菌の感染率が下がっていることが主な理由とみている。

 死亡者数の予測は37万900人で昨年の推計値より約4千人増えた。部位別では、肺がんが最多で7万7200人、大腸がん5万600人、胃がん4万9400人、膵臓(すいぞう)がん3万2800人、肝臓がん2万8900人の順だった。