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 仮免許学科試験の答案カードを改ざんして不合格者を合格させたとして、福島県警交通指導課と郡山北署は28日、本宮自動車学校(大玉村)の前校長(管理者)の男(70)を有印私文書偽造、同行使容疑で福島地検郡山支部へ書類送検した。

 男は県警OBで、「何回か落ちている受験生がかわいそうになりやった」「3、4年前から一人でやった。皆さんにご迷惑をかけた」と供述し、容疑を認めているという。

 県警によると、男は今年3~4月、同校の仮免許学科試験で採点する際、合格に達していない男女11人の答案カードを改ざんし、合格させた疑いがある。同試験は50の質問に対し、45問以上正解で合格となる。

 男は県警を退職後の2005年4月から校長を務めていたが、今月23日付で解雇された。

 県警が県指定自動車教習所協会を通して同校へ仮免許学科試験などを業務委託していた。県警は今月9日以降同校への業務委託を当面中止し、県内の38校へ立ち入り検査に入っている。