[PR]

 東京都足立区に住んでいた夫婦が次男(当時3)の遺体を捨てたとされる事件で、次男が約3カ月間、ウサギ用のケージ(かご)に監禁され、重しで外に出られなくなっていたことが警視庁への取材でわかった。排泄(はいせつ)物で汚れるのを避けるため、食事も2~3日に1度だけだったという。

 捜査1課は28日、ともに無職で夫の皆川忍(31)と妻の朋美(28)の両容疑者を、監禁致死と死体遺棄の疑いで逮捕した。次男の遺体は見つかっていないが、同課は長期間の虐待が死亡につながったとみている。

 2人の逮捕容疑は2012年12月~13年3月3日ごろの間、自宅で次男の玲空斗(りくと)ちゃんをかごに監禁し、口にタオルを巻いて窒息死させ、遺体を足立区の荒川に捨てたというもの。

 同課によると、2人は玲空斗ちゃんを閉じ込めたウサギ飼育用の小さなかごの上部のふたに、重しを置き、出られなくしていた。トイレに行かせず、入浴も数日に一度だったという。

 夫妻は調べに「言うことを聞かなかったから監禁した」と説明。忍容疑者は「遺体は山梨県に捨てた」と供述しているが、朋美容疑者は「夫が都内の荒川に流したと思う」と話すなど食い違っている。