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 サッポロビールは28日、第3のビールとして出荷していた「極ZERO(ゴクゼロ)」をめぐって納めた酒税115億円について、国税当局から「返さない」との趣旨の書面を受け取ったことを明らかにした。返還を求めていたサッポロは異議を申し立てるかどうかを検討していく。

 国税庁酒税課は「個別の案件はコメントできない」としている。

 極ZEROについてサッポロは、国税当局から「作り方が第3のビールにあたらない可能性がある」と指摘され、昨年5月の製造分で第3のビールとしての販売をやめた。作り方を改めて、税率が高い発泡酒として昨年7月に再発売した。

 第3のビールとして売った分については、指摘に沿った税率との差額115億円と延滞税1億円を一度は納めたが、その後の社内の検証で「第3のビールに間違いない」と判断し、今年1月、国税当局に115億円の返還を求めていた。