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 春の神宮球場は、東京六大学野球のリーグ戦の終盤。東大野球部は94連敗と苦しんでいるが、東大応援部も苦しんでいる。学ラン姿で学生応援席をまとめるリーダーが、存続の危機に立っているのだ。いま4年生が2人、3年生が1人、2年生はゼロ。すでに超人手不足、さらに来年はたった1人のリーダーになりかねないため、懸命の新入生勧誘をつづけている。

「理不尽さは排除」

 練習は週3日。駒場キャンパスから代々木公園までを走るほか、野球の試合を想定した応援の流れを反復する。「社会に出て必要だと思えるレベルの少し上の体力と精神力を養う、程度の厳しさです。すべての理不尽さは排除したつもりです」と主将で4年の山東駿(さんどうしゅん)さん(21)。

 だが、ホームページなどで練習に参加しないかと新入生に呼びかけるも、参加者はほとんどいない。応援歌などを披露するステージを開いたり、神宮球場に無料招待したりなど、あの手この手で勧誘をしている。2人どうにか入部したけれど、続かないことが多いのもリーダーの悲しいところ。「新入生の勧誘の手応えはありません。何とかしたいのですが……」と山東主将。

 戦後間もない1947年に発足した東大応援部は、リーダー、応援歌やマーチを演奏する吹奏楽団、チアリーダーズの3部門に分かれている。

 神宮でリーダーは「超人手不足」のため、応援席を盛り上げる本来の役割ができない時間が、かなりある。大きな旗を揚げるのも、ぎりぎりの人繰りだ。

■吹奏とチア…

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