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 気象庁は31日、小笠原諸島西方沖で30日夜にあった地震について、地震の規模を示すマグニチュード(M)を8・1に、震源の深さを682キロにそれぞれ修正し、発表した。1885年以降、東日本大震災に次ぐ規模としていたが、この修正により6番目となった。震源の深さは、1900年以降に世界で起きたM8以上の地震の中で最も深いという。また、全都道府県で震度1以上を観測した初めてのケースという。

 気象庁は30日夜、速報値でM8・5、深さ約590キロと発表。震源に近い観測点4カ所から算出していたが、新たに震源から2千キロ以内にある101カ所で解析した。

 総務省消防庁などによると、この地震でけが人や体調不良を訴える人が出た。横浜市では80代女性が転倒し、左足の指を骨折。川崎市の50代男性も転んで肋骨(ろっこつ)が折れた。埼玉県川口市では、女性(70)の頭に食器がぶつかり軽傷、男性(60)は「息苦しい」と訴え搬送された。同県三郷市では商業施設でバイト中の女性(17)が過呼吸になった。都内ではやけどや転倒などで負傷したとの通報が、8件寄せられた。