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 東京大学に3月に設置されたハチ公像の「影」が、話題になっている。夜にライトアップされると、ハチ公がうれしそうに飼い主とはしゃぐ姿が浮かび上がり、ネット上では「リアルすぎる」「泣ける」と評判になっている。

 ハチ公と、飼い主の上野英三郎博士のブロンズ像(高さ約1.9メートル)は、ハチ公の死後80年の3月8日に東大農学部(東京都文京区)の敷地内に建てられた。

 飼い主の上野博士は旧東京帝大教授。博士が1925年に急死した後もハチ公は約10年間、東京・渋谷駅に通って帰りを待ち続けたとされ、渋谷駅前には1頭だけで座るハチ公像がつくられている。再び上野博士と一緒にさせてあげようと、東大の教員が像づくりを計画し、1千万円以上の寄付を集めた。

 ブロンズ像の背後に映った影は、まるで本物のハチ公が上野博士に飛びつき、じゃれあっているような存在感。その幻想的な写真がフェイスブックなどでシェアされ、「本物みたい」「ほっこり感動するわ」などと評判になっている。