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 胆管がんなどの腹腔(ふくくう)鏡手術をめぐり、厚生労働省関東信越厚生局は診療報酬の不正な請求があったとして、千葉県がんセンター(千葉市中央区)と、センターの医師2人を戒告とし、医師7人を注意とする行政措置を行った。4月30日付。県病院局が1日、発表した。センターは今後、過去5年間の請求内容を調べ、不正が確認できた分を返還する。

 2009年11月~14年2月に行われた腹腔鏡手術9例が不正と指摘された。いずれも保険適用が認められない手術を適用手術として診療報酬を請求していた。県などによると、9例中3例は患者が手術後に相次いで死亡し、県の第三者検証委員会で検証された事例という。県病院局は「医師や職員の知識不足で、類似の手術の診療報酬を請求してしまった」としている。