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 結婚するかしないか、選択は自由だ。だが、女性国会議員が「結婚したい」と願ったとき、壁は高い。

 自民党の宮川典子氏は国会議員になる前、5年近く交際していた恋人と別れた。10年の参院選で初めて国政にチャレンジして落選し、衆院選に向けて準備をしているところだった。

 「国会議員になるならだめだ」。恋人の実家にあいさつに行くと、両親は宮川氏にそう告げた。「国会議員になれば、育児も家事もできない。息子を選挙に使われるかもしれない」と言われた。国会議員は別世界の人間と見られていると感じた。

 民間企業に勤めていた5歳年上の相手は、国会議員になることも応援してくれていたはずだった。だが両親の言葉を聞くと態度が変わり、「議員になるのはやめて欲しい」と反対するようになった。結局、結婚を諦め、12年に衆院議員になった。

 いまも結婚して子どもを産みたいと強く思っている。でも、毎日男性ばかりと接しているのに、恋愛にはつながらない。「男性はバッジをつけるともてる」と感じるが、「女性は逆」。

 3年前の選択を、後悔はしていない。でも、「あのとき選挙に出ずに結婚していたらよかったのかな」と思う時がある。この春、36歳になった。

 独身時代に国会議員となった女性たちは口々に結婚のハードルを訴える。「女として見てもらえない」「選挙がいつあるか分からない」「忙しすぎて出会いがない」。それは今も昔も変わらない。

 高市早苗総務相が初当選したのは20年以上前の32歳の時。政治の世界に加えて、もう一つの挑戦が「お見合い」だった。早く結婚して、子どもが欲しい――。そう思っていた。

 初当選前に、結婚できそうな男…

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