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 アフリカ中部ブルンジのヌクルンジザ大統領は6日、テレビ演説で、「信任が得られるのであれば、私の最後の任期になる」と述べ、3期目の大統領選に立候補する意思を表明した。AP通信などが伝えた。

 ブルンジの憲法は大統領の再選を1度と定めている。しかし政権与党は「同氏は1期目は議会に選出されたため、民選大統領としてはもう1期可能だ」と主張。「3期目への立候補は憲法違反だ」と反発するデモ隊と警官隊との衝突により、少なくとも10人が死亡。約3万人が混乱の拡大を恐れて隣国のルワンダなどに避難している。

 同国の憲法裁判所は5日、「同氏の立候補は憲法に違反しない」との見解を示したが、副長官が「私は憲法や和平合意に反することはできない」と反対してルワンダに逃げたため、市民らは「政治的な圧力で、憲法の解釈を変えるべきではない」と裁判所の見解に強く反発。混乱が拡大している。(モンロビア=三浦英之

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