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 ダイヤモンド市場に、異変が起きている。バブル景気にわいた時期に日本人が買った高価なダイヤを、インド人バイヤーが競って買い求め、中国人観光客も宝飾品店に足を運ぶ。舞台は「宝石のまち」、東京の御徒町だ。

 江戸時代、周辺に寺が多く、銀を使った装飾品をつくる職人が集まった御徒町。卸売りや小売りの宝飾業者が「ジュエリータウン(宝石のまち)」と名付け、いまも数多く点在する。

 その一つの「フローレス」に入ると、宝石商のインド人の男性(42)が机に並べられた小袋入りの大小のダイヤモンド20個を前に、身を乗り出していた。

 「あるものは全部、買いたい」。堪能な日本語で店の担当者に質問しながら、ルーペやライトで1時間かけて透明度や色などを鑑定。5月のある日には、店が買い取りを持ちかけたすべてのダイヤを買った。

 20年ほど前に来日した男性は長年、海外で仕入れたダイヤを日本で売ってきたが、その流れはこの数年で完全に逆転した。いまは日本で買ったダイヤを、伝統的に宝飾品の人気が高いインドや、国際的な市場があるベルギーやイスラエル向けに売ることが仕事の中心だ。男性は「日本のダイヤを輸出するとは、思いもしなかった。大きくて、質の高い宝石が眠る日本はダイヤの都市鉱山だ」と話す。

 日本のダイヤが注目される背景…

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