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 県の鳥で、国の天然記念物に指定されているカササギ(カチガラス)の生息地が、佐賀市近辺に集中していたものが、県外や指定範囲外の唐津市などへ分散していることが分かった。県が2011~13年度まで実施していた生息地調査の結果を3月に発表した。減少が懸念されていた県のシンボルは、生息地を移して安定した数を維持していた。

 県では11、12年に職員による目視や九州電力の調査協力で、電柱をはじめとする県内全域での営巣数を調査。13年には、生息地が県外にも広がっている可能性があるとして、九州大学の協力も得て、筑後川以南の福岡県筑後地方でも調査した。

 その結果、13年の電柱調査で県内の営巣数は推計で5206個だった。同様の調査をした96年から4割以上減少していたが、一方で久留米市や八女市などの福岡県南部にも5186個あることがわかったほか、熊本県北部や大分県西部などにも拡散していた。また県内では鹿島市や、天然記念物の指定範囲外の唐津市にも広がっていた。

 県文化財課は広がりの要因として、電柱に巣を作る習性がついたことで、都市化が進んだ昨今はどこでも営巣できるようになったことや、移動の障壁となっていた県内の里山開発が進み、飛行が容易になったことを挙げる。

 県内の営巣数は電柱営巣の増加…

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