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 活発な火山活動が続く箱根山(神奈川県)は、11日も2日連続となる体に感じる地震が観測されるなど、火山性地震が続いた。箱根山周辺は火山活動が強まった4月26日以降、小規模な地殻変動が続いており、気象庁は震源付近で小規模な水蒸気噴火の可能性があるとして、引き続き警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、11日午後11時までに59回の火山性地震が確認された。このうち午後2時15分には箱根山周辺を震源として、体に感じる地震が発生。同県箱根町湯本で震度1を観測した。気象庁より多くの地震計を設置している、神奈川県温泉地学研究所によると、11日は午後7時50分までに179回の火山性地震を観測した。

 また、大涌谷の規制区域に関し、箱根町は11日、温泉供給業者らに一時立ち入りの許可を出すことを12日から再開すると発表した。とくに危険とされる半径200メートルの区域には入らず、強固な安全装備の装着などを条件に許可する。

 大涌谷は、地面の約6センチの隆起を受け、9日から立ち入り許可が停止されていた。