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 麻生太郎財務相は12日の閣議後会見で、財務省が財政再建策の一つとして提案する救急出動の一部有料化について、「酔っ払ってひっくり返ったら救急車(を呼ぶ)という話がある。タクシーで自分で払え、あたり前だという話は何十年も前からある」と述べた。

 麻生氏の一族が経営する麻生グループには病院もあることから「病院をやっているから、(救急車で)どの程度の人が来るかよく知っている。現場を見て判断した方がいい」とも語った。消防庁によると、救急車による搬送者の約半分は入院が必要ない軽症者が占める。2013年の救急車の救急出動件数は過去最高の591万2千件で、ここ10年で2割増えている。

 財務省は11日の財政制度等審議会で、軽症で救急車を呼んだ人に費用を請求することを提案した。年間2兆円の消防関係予算を減らすねらいで、6月中にもまとめる政府の財政健全化計画に盛り込みたい考えだ。(奈良部健)

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