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 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)が、11年前の自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件に続き、再び東京地検特捜部の捜査を受けている。全国の歯科医師で組織する公益社団法人「日本歯科医師会」(日歯)を母体とする団体だが、いったい、何が起きているのか。

 「何も変わっていないと思われても仕方ない」。日歯連で幹部も務めた東京都内の歯科医は今月11日、苦々しい表情で口にした。

 特捜部は先月30日、政治資金規正法違反容疑で日歯連の本部事務所などを家宅捜索。2013年の参院選で、石井みどり参院議員(自民)の後援会に同法の上限(年間5千万円)を超える計9500万円の寄付をした疑いが持たれている。上限を超えた分は、別の政治団体を通した「迂回(うかい)寄付」と指摘されている。

 同様の疑惑は10年の参院選でも。西村正美参院議員(民主)の後援会に、「迂回」した分も含めて計1億円を寄付した疑いがある。

 実は、さらに3年前の07年参院選でも、類似の構図が朝日新聞の取材で新たに判明した。石井氏が初当選した選挙だ。政治資金収支報告書によると、前年の06年5月、日歯連は5千万円を石井後援会に寄付。これとは別に同年8~12月、47都道府県の歯科医師連盟が100万円ずつ、計4700万円を石井後援会に寄付した。

 都道府県の連盟は日歯連の下部組織の政治団体。複数の関係者は「石井後援会に100万円を寄付してほしいと、日歯連が依頼した」「資金は日歯連から配られた」と証言する。

 なぜ、こうしたことを繰り返しているのか。

 日歯連が04年のヤミ献金事件…

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