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 居酒屋チェーン大手のワタミは12日、「和民」など約85店を2016年3月期に閉めることを明らかにした。15年3月期にも約100店を閉じており、計185店は国内全体の約3割。消費増税後の客離れが大規模な閉店につながった。

 この日、15年3月期の純損失が従来予想の70億円から126億円に拡大するとの見通しを発表した。純損失は2年連続だが、赤字幅は14年3月期の49億円から2倍超に膨らむ。閉店などに伴い資産価値の評価を引き下げる減損損失を45億円計上する。

 15年3月期の「和民」や「わたみん家」などチェーン全体の国内既存店の売上高は前年より6・6%減った。消費増税に合わせて値上げしたところ、顧客が離れた。これを取り戻そうと、今春は「和民」などでメニュー全体を値下げしたが、4月の既存店売上高は10・7%減と苦戦が続いている。(北川慧一)

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