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 中国雲南省で野生のパンダを殺し、約35キロの肉などを売っていたとして、地元住民ら10人が当局に拘束され、3人が密猟などの疑いで逮捕された。14日までに中国各紙が伝えた。中国ではパンダは「国家1級重点保護動物」として保護の対象になっており、国宝とも呼ばれている。

 報道によると、住民らは昨年12月、メスのパンダを猟銃で殺し、肉35キロと手足を4800元(約9万2千円)で売り払った。住民らは「飼っていた羊を野生動物に殺されたため、その動物を撃ったらパンダだった」と話しているという。当局は、残っていた10キロ弱の肉と骨、パンダの毛皮などを押収した。

 野生のパンダの密猟は過去にも摘発されており、2003年には、80センチほどの1頭の毛皮に55万元(約1千万円)の値段がついたケースがある。ただ、パンダ肉の味について触れた資料はほとんどない。

 中国の刑法によると、保護すべき野生動物を密猟したり、販売したりした場合、最高で10年以上の有期刑や罰金が科される。(広州=延与光貞)

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