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 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)は、中国の新疆ウイグル自治区ホータン地区ロプ県で11日夜と12日朝、同じ場所で連続して自爆事件が起きたと伝えた。容疑者3人と警官3人が死亡し、4人が負傷したという。

 狙われたのは、イスラム教徒のウイグル族を監視するのに使われる検査所で、容疑者は18~20歳の地元住民。RFAによると、11日夜に容疑者1人が検査所に爆弾を投げつけ、警官2人を含む3人が死亡した。12日朝、容疑者2人が同じ検査所を襲撃。体に縛りつけた爆弾を爆発させた。容疑者2人と警官1人が死亡、警官4人がけがをした。

 女性のスカーフ着用や男性がひげをたくわえることなど、ウイグル族の文化や習慣を抑圧する当局に不満を募らせた末の犯行だった可能性があるとしている。警察は容疑者の親族ら200人以上を拘束し、「計画的で組織的な事件」とみて捜査を進めているという。

 中国メディアは事件を報じていない。同自治区では、区都ウルムチの公共の場でイスラム教徒の女性が顔や体を覆う衣装の着用が禁じられるなど、当局による規制が強まっており、ウイグル族の反発が一層高まっている可能性がある。(上海=金順姫

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