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 1926年に開業し、関西を代表する老舗ホテル「宝塚ホテル」(兵庫県宝塚市)が、移転することになった。宝塚大劇場のオフィシャルホテルとして、クラシックな雰囲気が多くの歌劇ファンに愛されたが、老朽化が進み、取り壊される。新ホテルは大劇場に隣接する西駐車場にできる。

 阪急阪神ホールディングスが15日、明らかにした。営業終了や新ホテル開業の時期などの詳細はこれから詰める。跡地には、住宅が建つ見通し。

 宝塚ホテルは阪急電鉄宝塚南口の駅前にあり、全129室。今も残る切り妻屋根が特徴の建築はヨーロッパ風だ。

 阪急電鉄創業者の小林一三氏が宝塚少女歌劇、宝塚新温泉(いずれも当時)、大劇場の開業に伴い「一流観光地にふさわしいホテルを造れ」と指示して建てられ、当時からエレベーターや暖房、温泉浴場、バーなどを備えていた。2005年度に県の景観形成重要建造物に指定された。(編集委員・多賀谷克彦

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