【動画】国内初のドローンの展示会が開幕=諫山卓弥撮影
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 小型無人飛行機(ドローン)の最新技術や活用例を披露する「国際ドローン展」が20日午前、千葉市の幕張メッセで開幕した。日本や米国、中国などの約50社が出展し、ドローンを「産業」に育てようとする関係者の熱気に包まれた。22日まで。

 ドローン専門の展示会は日本では初めてとなる。会場では、火山活動の観測向けなどに最高時速150キロ、飛行距離100キロの実現をめざして開発中の試作機の展示や、カメラを搭載した小型機をスマホで操作する実演などが行われた。千葉大発のベンチャー「自律制御システム研究所」(千葉市)は会場で、カメラをつけたドローンが橋などのインフラを点検する様子を見せた。野波健蔵社長(同大特別教授)は「産業活用は世界でも始まったばかり。今年はドローン元年になる」と話した。

 シンポジウムでは、首相官邸で見つかった事件で使われた機種「ファントム2」を手がける製造大手の中国DJI社など、世界の主要企業の開発者らが戦略を語った。セコムによる警備やコマツによる測量といった、ドローンの活用例などを紹介する9回のセミナー(定員各150人)は、すべて事前予約で満席になった。

 日本能率協会の主催。(篠健一郎