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 神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件で、土師(はせ)淳君(当時11)が当時少年だった男性(32)に殺害されてから24日で18年になる。淳君の父の守さん(59)は報道各社に寄せた手記で「どれほどの歳月が経とうとも、子供への想(おも)いは変わることはない」と心境をつづった。犯罪被害者を支える制度の一層の整備についても訴えている。

 守さんは手記で、今年も男性から弁護士を通じて手紙が届いたとし、内容は明らかにしなかったが「事件の真の原因を知りたいと望んでいたことに対して彼なりの考えをつづっていたと思う」とし、「罪に生涯向き合い、反省の気持ちを持ち続けて欲しい」と求めた。

 また、犯罪被害者をとりまく環境は改善されたものの、経済的に苦しい被害者もいると指摘。「以前の生活にできるだけ速やかに戻れる制度をさらに整備して欲しい」と訴えた。(佐藤啓介)