[PR]

 謎の大量死で一時はクロマグロ1匹になった葛西臨海水族園(東京都江戸川区)が22日、メインの大型水槽にスマ29匹を加えた。6月のマグロの群泳復活に向け、最終段階を迎えた。

 この日の開園前、職員らが生き残ったマグロを驚かせないように、マグロが泳ぐ場所から離してスマを投入。直後に5匹がマグロのそばに回り込み、元気に泳いでいた。スマは15日に21匹が追加されたハガツオや、マグロと同じサバ科で、同じ水槽で展示されていたが、大量死で全滅していた。

 大量死の原因は依然わかっていないが、同園は3月にアカシュモクザメ、4月には小型魚のタカサゴを入れ、水質などに異変がないか確認してきた。21日までにハガツオ2匹が死んだが、輸送のストレスや新しい環境になじめなかった個体とみられ、大きな問題はないという。