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 自動車部品メーカー「タカタ」のエアバッグの品質問題で、三菱自動車、富士重工業、マツダは22日、計約31万3千台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。一連の問題で、国内のリコール対象は計約700万台に達した。

 今回の対象は、三菱が「ランサー」など2車種計約10万台(2004年1月~12年2月製造)、富士重工が「インプレッサ」約9万台(04年1月~07年4月製造)、マツダが「アテンザ」など6車種計約12万台(04年3月~07年3月製造)。

 国交省によると、タカタなどの調査で、エアバッグを膨らませる装置(インフレーター)の金属容器に気密不良などが見つかった。衝突時に破裂の恐れがあり、予防的措置をとったという。

 3社とも助手席用の交換部品が品薄で、三菱は助手席に乗らないよう注意喚起し、富士重工とマツダは、交換品が準備できるまで一時的にエアバッグが作動しない処置をとるという。

 また国交省は、新潟県内で今月13日に05年製のホンダ車が解体された際、タカタ製エアバッグが破裂する事故があったと公表した。この車は、すでにリコール対象となっている。

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 問い合わせは、三菱(0120・324・860)、富士重工(0120・052・215)、マツダ(0120・386・919)。(中田絢子

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リコール対象の車種

・三菱自動車 ランサー、アイ

・富士重工 インプレッサ

・マツダ アテンザ、ボンゴ、ボンゴブローニイ、タイタン、バネット(ニッサンのブランドで製造)、デリカ(三菱のブランドで製造)