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 痴漢にあったら、簡単には消せないインクの「×」印を相手の手につけて対抗する。埼玉県警が開発した「チカン抑止シール」が人気だ。一方で「別の人についたらどうするのか」との懸念も出ている。抑止力か、それとも冤罪(えんざい)を生む原因か。どっちなのか。

 シールは2枚重ねになっていて、1枚目には「さわらないで!」と書いてある。携帯電話の裏側などに貼っておいて、被害に遭った時にはまずこのメッセージを痴漢に見せる。それでもやめない時は、シールを1枚めくり、赤いインクが塗ってある「×」印を痴漢の手に押しつければ、「痕跡」が残るという作戦だ。

 埼玉県内の痴漢被害の相談件数は過去5年間、増加傾向にあり、昨年は255件。警視庁の統計でも、県内を走るJR埼京線は検挙件数が多い方だという。被害者の大半は20代までの若い女性。「怖くて声が出せない」という声を受け、埼玉県警鉄道警察隊の女性隊員らが中心になって開発した。

 2月から配布を始めると、県警に問い合わせが殺到し、1年分として用意した4千枚は約3カ月でなくなり、5千枚を追加発注。またたく間に「注目アイテム」になった。

 このシールがニュースになると…

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