戦後70年の節目に戦没者を慰霊するため、天皇、皇后両陛下は26日、東京大空襲で亡くなった約10万5千人が眠る東京都慰霊堂(墨田区)を訪れた。参列者約200人が見守る中、遺骨が納められた霊殿の前で花を手向け、深々と一礼した。

 両陛下は4月8、9の両日、太平洋戦争の激戦地・パラオ共和国で日米双方の慰霊碑などを訪ね、犠牲者を悼んだ。戦後60年の2005年には、米自治領サイパンに赴き、日本人が海に身を投げて集団自決した「バンザイクリフ」などで拝礼。戦後50年の1995年にも、長崎、広島の両被爆地と、国内最大の地上戦が繰り広げられた沖縄を慰霊して回り、都慰霊堂も訪問していた。