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 世界保健機関(WHO)のエイルワード事務局長補は26日スイス・ジュネーブで会見し、西アフリカで流行中のエボラ出血熱の終息には今年末までかかるとの見通しを示した。これまで「2015年半ば」との見方もあったが修正した。

 26日の発表によると、終息済みのリベリアを含む西アフリカ3カ国における、疑い例も含む感染者は2万7013人、死者は1万1134人に達している。

 エイルワード氏は、残るギニアとシエラレオネにおけるエボラ出血熱の新規感染件数が先週12件だったと報告。「この数字はリベリアの1月時点の数字だが、同国ではゼロになるまでさらに4カ月かかった」と指摘した上で、新規感染者が過去の感染者の接触者以外からも出ていることや、資金不足で封じ込め活動が制限される可能性なども挙げて、終息には年内いっぱいかかるだろうと予想した。(ジュネーブ=松尾一郎)