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 2011年3月の東京電力福島第一原発事故について、国際原子力機関(IAEA)がまとめた報告書の内容が明らかになった。津波などの大きな自然災害や、過酷事故への備えが十分でなかったと厳しく指摘した。6月のIAEA理事会で議論したうえで、9月の総会で公表される。

 報告書は42カ国の専門家ら約180人が参加してまとめた。IAEAの天野之弥事務局長は冒頭で「大震災と一緒に原発事故が起こることへの備えが不十分だった。事故の要因のいくつかは日本特有のものではない。教訓を明らかにし、問い続けることが安全文化のカギになる」としている。

 福島第一原発を襲った津波は最高で15・5メートルに達したが、東電の事故前の想定は高さ5・7メートルだった。報告書は、地震や津波について十分な検討がなされていなかったと指摘。震災前、福島沖でマグニチュード8・3の地震が起きれば津波が高さ15メートル程度となると試算されていたにもかかわらず、東電は措置をとらず、当時の原子力安全・保安院もすぐには求めなかった、とした。

 福島第一原発は1~3号機で炉…

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