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 訪米中の翁長雄志・沖縄県知事は1日(日本時間1~2日)、ワシントンでシンクタンクを訪問した。首都での本格的な活動初日だったが、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設問題をめぐる意見交換は「平行線」だったとみられる。

 意見を交わしたのは米外交問題評議会のシーラ・スミス上級研究員と、米戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン・アジア担当副所長。いずれも普天間問題に詳しく、それぞれ1時間前後、非公開で会った。CSISは過去に、辺野古移設が「最善」とする報告書をまとめており、翁長氏との会談でもグリーン氏が同様の主張を述べたとみられる。

 グリーン氏との会談後、翁長氏は険しい表情で報道陣の前に現れ、「私からすると(辺野古に基地を)造ることしか考えていない。(意見の違いは)お互い様で非難される筋合いはないので、意見を言い合う中で物事が解決するかどうかだ」と説明。「辺野古反対」の立場に理解が示されなかったことを示唆した。

 一方、翁長氏はスミス氏については「大変深い話ができた」と語った。また、この日は佐々江賢一郎駐米大使とも面会した。(ワシントン=泗水康信)

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