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 兄嫁からの書状に二百円の小切手が同封されていた。代助はすぐさま平岡宅へ向かう。三千代から平岡の道楽、高利な借金がもとでの現在の苦境を聞いていると、経済面だけでない夫婦の関係がうかがえた。数日後、平岡が訪ねてきた。新聞社への就職を考えているという。代助はいまの平岡に嫌悪感さえ感じている。三千代に平岡を周旋したのは自分だ。後悔はしていないが、3年を経てその結果がいま平岡と自分の前にある。代助はまた父から呼び出しを受けた。

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