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思い出す本・忘れない本、つかこうへい著『ストリッパー物語』

《脚本家・羽原大介さん》

 初めてつかこうへいの作品に出会ったのが「ストリッパー物語」でした。18歳の時。大学で入った演劇も映画もラジオドラマもやるサークルで、戯曲の一シーンが配られたんです。エロもラブもコメディーも、ぐちゃっと一緒になってる感じが面白いと思った。

 戯曲を単行本で読んでみたら全くストーリーが違う。つかさんの戯曲って上演回ごとに全然違うんです。小説版を買ったら、今度は語り手も変わる。「いったいどんな人なんだろう」と興味を持ちました。

 卒業後、サンミュージックという芸能プロダクションに入り、歌手の付き人に。タレントがラジオ番組につかさんを招くというので見に行ったら、先輩マネジャーが「こいつ、ファンなんです」って紹介してくれた。そしたら、「車なら乗っけてくれ」って言われて、乗せたのはほんの5分だったんですが「おまえ何で大学まで出て、アイドルのパンティーストッキングたたむような仕事してるんだ」と聞かれた。「つかさんに出会ってこの世界に入りました」と言って、丸暗記していた好きなせりふを“ぶわっ”と言ったら、「会社やめて俺のところに来たらいいじゃないか」って。翌日、辞表を出しました。映画みたいですよね。

 引き継ぎに1カ月かかって、や…

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