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 代金を水増しした請負書類を提出し、みずほ銀行から融資金約4億5千万円をだまし取ったとして、警視庁は、元みずほ銀行行員で東京都杉並区の測量会社(破産)の役員だった男(57)ら5人を詐欺容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で3日、分かった。

 捜査関係者によると、5人は高速道路の測量工事を請け負った際に実際の契約額から代金を水増しした虚偽の契約書などを作成し、みずほ銀行に提出。これらの契約書類を担保に、工事の前払い金の名目で2009年10月、約4億5千万円の融資を受けてだまし取った疑いがある。

 警視庁は、元行員の男が契約書の偽造などを指南する役割で、5人が同様の方法で複数回にわたって同行から総額約10億円の融資を受けていた、とみている。