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 交通取り締まりの現場で、警察官による不祥事がまた発覚した。奈良県警に3日、犯人隠避容疑などで逮捕された巡査部長の中西祥隆(よしたか)容疑者(44)。各地で日常的に行われる取り締まりの信頼性は、大きく揺らぐ事態となった。

 「信頼を裏切り申しわけない。後悔してもしきれない」

 取り調べの際、中西容疑者はこう漏らしたという。

 奈良県警に採用されたのは1993年。主に交通畑を歩み、2002年2月から今回の事件後の14年3月まで高速道路交通警察隊で勤務した後、昨春に奈良署に異動した。

 奈良県内のゴルフ店に勤める男性によると、高速隊で勤務していたころ、仕事帰りに連日店に立ち寄り、ゴルフ談議をしていた。男性は「あの人が? まじめな人だと思っていた」。頻繁に古いクラブを売っては新しいものに買い替えていたが「結構な額だったけど、ゴルフ好きのサラリーマンなら使うぐらいの額だと思う」と話した。奈良署異動後は訪れる頻度が減ったといい、「仕事が忙しくてしんどい。ゴルフも出来ない」とこぼしていたという。

 今回の事件が発覚したのは今春、風俗店経営の堀遼容疑者(24)が家主の承諾を受けないまま賃貸借契約書を偽造したとして、風俗営業法違反などの疑いで県警に逮捕された捜査の過程だった。堀容疑者の携帯電話を調べたところ、不審な履歴が見つかり、中西容疑者が捜査線上に浮上。後に堀容疑者の店を無償利用していた疑いも強まり、任意で聴取を重ね逮捕に踏み切った。

 中西容疑者は事件2日後から長…

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