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 「昼飯」「ジュリンナ」「極楽」「阿漕(あこぎ)」……。これらは全て、東海地方に実在する地名です。なぜこんな名前に? いったいどんな場所? ページをめくれば、地名探訪の旅のはじまりです。

 思いつく用事はない。そこに住む友人もいないし、どんな所か全く知らない。でも、存在を知ってしまうと気になって仕方がない――。東海地方のそんな地名を探訪し、地元の皆さんにお話をうかがってきました。

昼飯 旅人もてなす満足ランチ

 思わずランチに出かけたくなる街が、岐阜県大垣市北西部にある。江戸時代の五街道の一つ「中山道」沿いに位置する昼飯(ひるい)町だ。

 最寄りのJR美濃赤坂駅周辺は宿場として栄え、今も歴史ある建物や古刹(こさつ)が多数残る。「まずは散策しておなかをすかせよう」。町並みのほか、国史跡・昼飯大塚古墳では墳丘の80段余りの階段を上り、伊吹山などの景色を堪能した。

 腹の虫が騒ぎ出す頃、近辺の街道筋では唯一のお食事処「明吟(めいぎん)」に入った。家族3人で営む家庭的な雰囲気。ハンバーグ、カニ玉、イカのしょうゆ炒め、杏仁豆腐(あんにんどうふ)……。ボリューム満点な日替わり定食Bは870円ながら本格的な中華料理で、大満足! 客層は地元の人以外に旅行者も多いといい、清水あや子さん(67)は「色んな方と出会えるのが楽しい」と話す。地名をきっかけに来る人も、やはりいるらしい。

 なぜこんな地名がついたのか。近くの如来寺の看板には「昔、仏像を大阪から長野の善光寺に運んでいた一行がこのあたりの景色にみとれ、昼飯をとった」などと記されていた。なんともほんわかした話だが、岐阜県地名文化研究会の服部真六名誉会長(84)はそれは科学的でないと異説を唱える。

 「全国にヒル地名は非常に多くあり、多くは湿地帯だったという。ここも元々は吸血する『蛭居』か植物の『蒜生』で、音から『昼飯』の字をあて、伝説が生まれたのでは」

 何かと「旅」に縁のある昼飯。お隣の赤坂町の和洋会席「かなぶ」では今年、江戸時代に赤坂宿本陣で役人らに振る舞われた昼飯(ひるめし)を古文書に基づいて再現、要望に応じて一部を要予約で提供している。弁当持参もよし、店に入るのもよし。皆さんも、午後の活力を昼飯でチャージしてみては?

ジュリンナ 字面と裏腹、静かな山里

 どこか異国風の「ジュリンナ」は、愛知県豊田市の市街地から東へ10キロあまりの静かな山あいにあった。

 東海地方で最古級の縄文土器が…

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