【動画】「有明海のエイリアン」人気沸騰=松川希実撮影
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 「有明海のエイリアン」とも呼ばれる珍魚「ワラスボ」が人気急上昇中だ。佐賀市が観光プロモーションビデオ(PV)で未知の生物「W・R・S・B」と銘打ち、映画仕立てで売り出したところ、国際短編映画祭で部門賞をうかがう高評価に。本家の「エイリアン」もくらいつき、関連ゲームの発売にあわせた共同キャンペーンも始まった。

 うなぎのように細長い体と退化した目。大きく開いた口からは、とげとげの歯がのぞく。紫がかった灰色のぬめりある皮の下には、血管や内蔵が透けて見える。

 ワラスボは、日本では有明海にのみ生息する魚だ。地元の人たちは、干して酒のつまみなどとして食べられてきた。ただ、SFホラー映画の「エイリアン」に似たグロテスクな外見もあり、メジャーな存在ではなかった。

 佐賀市が制作したPVは2分半。有明海で観光客が見つけた奇妙な骨(実は干しワラスボ)を科学者が「未確認生物W・R・S・B」と断定し、「みんな、食べられてしまう」とつぶやく。秀島敏行市長(本人)が官邸から非常事態宣言の連絡を受け、青ざめる――という筋立てだ。騒ぎを尻目に、干潟で老人が干しワラスボを食べて「うまかー」と一言、という落ちで終わる。

 PVは1月30日に動画サイト「ユーチューブ」で公開されると、今月5日現在で再生回数は9万4千回以上に。国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2015」の観光映像大賞部門9作品の一つとしてノミネートされた。

 仕掛けた役の佐賀市シティプロモーション室の南雲千寿室長は「普通の動画はもう見てもらえない。市の認知度とイメージアップを、インパクトのあるワラスボに賭けた。地元にとっては自信の素材でした」と話す。

 にわかに脚光を浴び始めたワラ…

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