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 北海道は4日、北見市で外来種の毒グモ「セアカゴケグモ」のメス1匹が見つかったと発表した。道内での確認は初めて。道は「見つけたら素手で触らずに通報してほしい」と注意を呼びかけている。

 道や北見市によると、2日午後3時50分ごろ、市内の中古車整備工場の従業員から「毒グモらしきものがいる」と市に通報があった。市職員が中古車のバンパーの裏側に巣を張っていたクモを捕獲。環境省がセアカゴケグモと確認した。中古車は4月ごろに愛媛県を出港した船で道内に運ばれたらしい。

 道によると、セアカゴケグモはオーストラリア原産。毒を持つメスは体長0・7~1センチの黒色で、球状の腹に赤い模様がある。1995年以降、38都府県で確認され、貨物などに付着して生息域が広がっているとみられる。かまれると痛みや吐き気などの症状が出ることがあるが、国内で死亡例はないという。

横浜でも

 横浜市は4日、鶴見区大黒町で有毒のセアカゴケグモのメス1匹が見つかったと発表した。市内では初めて。同日に事業所から敷地内の側溝で見つけたという通報があり、捕獲した。周囲で他のセアカゴケグモや卵は発見されていない。メスだけが毒を持ち、かまれると痛みがあるといい、市は素手で触れないよう注意を呼びかけている。