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 名古屋鉄道名古屋線の岐南駅(岐阜県岐南町)で3日に走行中の普通電車の電源が落ち緊急停止した事故で、この電車が壊したポイントを後続の3本が通常の速度で通っていたことがわかった。名鉄がポイント破壊に気づき運行を止めたのは事故の約30分後だった。

 ポイントでは岐南駅に止まるための副本線と、通過する本線を切り替える。今回の事故では、本線側にセットされていたポイントを、電源が落ちた電車が副本線から通過して破壊。名鉄はポイント破壊に気づかず、電源が戻った電車の運行を続けた。

 国土交通省中部運輸局によると、破壊後に切り替わらなくなったポイントで本線側の信号が青のままだったため、後続の特急など3本が徐行せずに通過した。4本目の普通電車が停車のため岐南駅にさしかかった際、運転士が副本線側にポイントが切り替わらないことに気づき、本社の輸送指令に報告。名鉄はようやくポイント破壊を知ったという。