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 中国湖北省荊州市の長江で転覆した456人乗りの客船「東方之星」の引き起こし作業が5日に行われ、船内の捜索が始まった。政府はテレビで全国中継する一方、乗客の家族でさえ現場に近づけさせず、不満を募らせる一部の家族が抗議する場面もあった。同日午後7時までの死者数は計103人になった。

 作業はロープの固定などが難航し、5日午前7時すぎにスタート。2台のクレーンを使って船体を回転させ、2時間ほどで上下を元に戻した。転覆時の衝撃からか、船は屋根の一部が大きく損傷していた。その後、クレーンを1台追加して船体をつり上げ、夜には船内の捜索を始めた。

 現場のある監利県には、乗客の家族ら1200人以上が集まっている。だが、現場に近づけなかったため、宿泊先などでテレビを見続けた。

 「遺体が傷ついてしまったらどうするの?」。夫が乗船していた福建省の女性は左手薬指の指輪をさすりながら、静かに語った。クレーンでの引き起こしには反対だ。「同じ指輪をしていたから、見ればすぐに彼だとわかる。遺体が傷ついて指輪がわからなくなったら、彼を見つけられない」

 一方、父親が乗船していた江蘇…

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