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 民間企業の年金基金などでつくる「企業年金連合会」(東京)は5日、同会が主催する無料研修の案内を装った不審なメールが会員らに約40通送られていたことを明らかにした。添付ファイルにウイルスが仕込まれていたとみられるが、感染などの情報は寄せられていないと説明している。

 同会によると、メールは無料で取得できるフリーメールを使い、「山田」と名乗っていた。4月22日に会員の企業年金基金や業務の関係先など約40の組織・個人にほぼ一斉に届いた。

 これらのメールアドレスは、公開されている情報や同会の発行物などで調べることができるものだという。メールを不審に思った会員から問い合わせがあって発覚。約1400の会員には電話で注意を促した。

 同じ日には、同会のホームページに大量のデータが書き込まれるサイバー攻撃もあり、一時ホームページを閉鎖した。内部で調べた結果、海外のサーバーを経由した形跡があった。個人情報などを含む業務データは元々ネットワークから切り離しており、問題はないという。