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 5日のニューヨーク外国為替市場は、好調な米雇用統計の内容を受け、ドルを買って円を売る流れが強まった。円相場は一時、1ドル=125円80銭付近まで急落し、2002年6月以来約13年ぶりの円安ドル高水準となった。統計の発表前には1ドル=124円70銭前後の値動きだったが、発表直後に一気に1円ほど円安が進んだ。

 5月の米雇用統計は、市場の注目度が高い「非農業部門の就業者数」が大幅に増えた。雇用情勢の着実な改善が示され、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げに踏み切るとの観測が拡大。金利の上昇が見込まれるドルを買って、円を売る動きが強まった。市場では、ドル買い円売り傾向がしばらく続くとの見方が多い。(ニューヨーク=畑中徹)

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