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 米国のネット動画配信大手ネットフリックスが今秋、日本に進出するにあたり、吉本興業が同社から資金提供を受け、独自番組を制作することが分かった。バラエティー番組などを中心に、ネットフリックスでの配信用コンテンツを作ることになるという。

 ネットフリックスはDVDのレンタル事業で1997年に創業し、2007年に動画配信を開始。現在は約50カ国で6千万人ほどの会員がおり、米国などでは日本円で月額約千円での見放題サービスなどが浸透している。日本でサービスを開始するにあたり、強い資本力でNHKや民放にもコンテンツの提供などを打診していた。

 吉本興業は約6千人の所属タレントを擁する大手芸能プロダクションであるとともに、自前のバラエティー番組プロデューサーなども多数抱えて人気番組をテレビ局と共同制作している。ネットフリックスの資金で制作する番組の著作権も吉本側に残るという。日本向けの優良な独自番組には潤沢な資金を惜しみなく使って定着をはかろうとするネットフリックス側の姿勢が読み取れる。吉本の関係者は「条件次第だが、トップクラスのタレントをネットフリックス向けの番組に出演させることもあるだろう」としている。