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 青酸化合物による連続不審死事件で、筧(かけひ)千佐子被告(68)が神戸市北区の男性(死亡時79)にも青酸化合物を飲ませた疑いが浮上した。千佐子被告の預金口座には2005年夏以降、男性名義の口座から多額の入金が繰り返されていたことが捜査関係者への取材でわかった。大阪府警などはこの入金記録から、3人目の被害者となる男性の存在をつかんだという。

 千佐子被告は11日午前9時23分、京都拘置所(京都市伏見区)から大阪府警本部(大阪市中央区)に向けて移送された。車の後部座席で両脇を警察官に挟まれ、うつむいていた。

 千佐子被告は昨年11月、夫の筧勇夫さん(当時75)=京都府向日市=を殺害したとして逮捕された。捜査当局が逮捕前の捜査で被告名義の複数の口座を調べると、神戸市の男性の口座から10回以上の入金が確認された。100万円を超える入金が複数回あり、総額は数千万円にのぼっていた。

 大阪府警などは、しばらくは千佐子被告から男性の口座への振り込みがあったことを確認。被告が当初は借金を返済していたが、次第に滞り、07年に未済分が4千万円超に膨らんでいたとみている。

 「これだけの多額の金のやり取りがある男性はだれだ。どういう関係なのか」。捜査員が男性を探して話を聴こうとしたところ、すでに死亡していた。男性が倒れたときに一緒にいて119番通報したのが千佐子被告だとわかった。

 殺人罪で起訴された二つの事件…

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