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 火山の噴石などから身を守るシェルターを、大阪市西区の防災機器メーカー「フジワラ産業」が開発した。御嶽山や口永良部(くちのえらぶ)島などで火山活動が起きていることから、住民や観光客の避難だけでなく、救助隊の待避場所として考案した。

 シェルターは筒状で、厚さ9ミリの鋼鉄製。耐熱材を設置すれば、700度以上の火砕流でも、内部の温度は40度以下に抑えられる。重量は約1・5トンで、大型ヘリコプターを使えば、災害が起きてからでも運ぶことができる。12人用で価格は390万円から。

 藤原充弘社長は、「御嶽山の噴火を見て、自分に何かできないかと考えた。筒状のフレームに鉄を留めるのは難しい作業だが、大阪の匠(たくみ)たちが見事に仕上げてくれた」と完成品に自信をみせている。(森井英二郎)