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 ソウルで11日まで開かれた科学ジャーナリスト世界会議で「女性が研究室にいると困る」と発言したノーベル賞受賞者のティム・ハント氏(72)がユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の名誉教授職を辞任した。

 ハント氏は科学の世界に女性を増やそうという趣旨で開かれた昼食会で「女性が研究室にいると、三つのことが起きる。(周囲の男性が)女性に恋をする、女性が恋をする、女性を批判すると泣かれる」と発言。これがツイッターを通じて世界中に広がり、批判が起きた。英BBCの取材に「軽い気持ちだった」などと謝罪して釈明したが、さらなる批判を招いた。

 UCLは辞任を伝える声明のなかで「UCLはイングランドの中で学生の男女平等を初めて認めた大学である」などとした。

 ハント氏は2001年に細胞分裂に関する研究でノーベル医学生理学賞を受賞した。(ソウル=編集委員・高橋真理子)