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 和歌山県警湯浅署が車検切れのパトカーで交通違反の取り締まりなどをしていた問題で、県警は12日、当時車検を管理していた同署警務課の男性係員(22)を本部長訓戒とした。また監督責任を問い、同課の課長(57)を所属長訓戒、警務係長(58)を本部長注意とした。無車検の状態で運転した同署交通課交通係長(33)ら14人は所属長口頭注意とした。

 県警監察課によると、3月26日に警務課で書類の整理中、机の引き出しから車検の手続き書類が見つかり、パトカー1台の車検がすでに2月13日で切れていたことが発覚。ほかの車両3台も3月17、18日で切れていたことがわかった。係員は2月17日に他の捜査用車両1台の車検切れに気づいていたという。

 車検切れがわかった計5台のうち、パトカー1台が2月16日から3月24日までの間に速度違反や一時不停止などの交通違反を計25件取り締まっていたという。

 南恵一首席監察官は「今後は業務管理を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。