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 大阪大学は17日、外国語学部がある「箕面キャンパス」(大阪府箕面市)を2021年4月に移転すると発表した。場所は北大阪急行線の延伸に合わせて新設される駅(同)の前で、現在地の約4キロ南西。平野俊夫総長は「都市型キャンパスとして、大学全体の中核施設に位置づけていく」としている。

 阪大によると、北大阪急行線は20年度に千里中央駅から北へ約2・5キロ延び、「箕面船場駅」(仮称)ができる。箕面市が駅前の土地区画整理事業地(約3・5ヘクタール)の一部を買収し、阪大の現キャンパス跡地(約14ヘクタール)と交換する。

 校舎は高層化し、市民が図書館や食堂、講座室などを利用できるように箕面市と共同整備する計画。倉田哲郎市長は「街づくりの拠点として期待している。阪大発ベンチャー企業誘致のための支援策も検討していく」と話す。

 箕面キャンパスは1979年、外国語学部の前身の大阪外国語大が大阪市天王寺区から移転して開設。07年に阪大に統合され、約3千人の教員・学生がいるが、老朽化などの課題があった。箕面市は交換して得る跡地を総合運動場などとして利用できないか検討するという。